井穴刺絡療法(せいけつしらくりょうほう)とは、手足の爪の生え際にあるツボを特殊な方法で刺激することで自律神経(交感神経・副交感神経)や体性(知覚神経・運動神経)を介し、筋肉・関節の痛みやアレルギー症状や内科的疾患を改善する施術法です。
自律神経の乱れでお悩みの方へ
◆このような症状の方にオススメ
原因がよく分からない体調不良、周囲に理解してもらえないつらい症状などでお悩みではありませんか?
それは、ひょっとすると自律神経の乱れが原因かもしれません。
- 原因がよく分からない体調不良
- 季節の変わり目の体調不良
- メニエール症状
- ぜんそく
- 頭痛で朝起きられない
- 冷え症
- 体がだるい
- 帯状疱疹
- アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状
- 起立性調節障害
- 耳のつまり感
- めまい
- リウマチ症状
- 偏頭痛
- 月経前症候群
- むずむず脚症候群
- 過活動膀胱
- 副交感神経が働きすぎの不眠
原因は自律神経の乱れ
これらの症状の多くは自律神経の乱れでおこるもので、現代病といわれています。
施術を受け生活習慣を見直していくことで、多くの方が元の健康な状態に戻ることが可能といわれています。
自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあり、そのバランスが保たれることにより人間は健康的に生きていくことができます。
しかし偏った生活習慣や食生活、運動不足、環境の変化、季節の変わり目、天候、ストレスなどが原因でバランスが乱れてしまうことがあるのです。
上記にあげた症状は一部でこれ以外にも様々な形で体に現れます。自律神経のバランスが乱れやすい人、乱れにくい人の個人差もあります。どのように症状が出るかもその人の感受性によって決まります。
よく「自律神経が乱れている」「自律神経失調症」という言葉を聞きますが、ではどのように乱れているかという具体的な説明はほとんど聞いたことがないのではないでしょうか?
実はその多くは「副交感神経の働きすぎによるものである」と考えられています。
副交感神経が働くとリラックスできる?
一般的に副交感神経が働くとリラックスして体によいと思われていますが、働きすぎると体に様々な悪影響を及ぼすことがあります。
このような概念は現在の西洋医学にはなく、ほとんどの医療関係者にも知られていません。
これは今から半世紀ほど前に医師の浅見鉄男先生が研究し発表されました。日本が裕福になってきたころのことで、生活が豊かになったことで起きた現象ともいえます。
昔と比べて現代人は生活環境がよくなり、飢えで空腹を感じることもなくなりました。また運動不足に加え、食の欧米化などで副交感神経が働きすぎ、体にさまざまな悪影響を及ぼしている方が多いのです。
その副交感神経の働きすぎを抑える治療方法「井穴刺絡(せいけつしらく)」も浅見先生が発表されました。
井穴刺絡自体は何百年前も前から知られているものですが “手足の薬指の爪の生え際H5、F5を刺激すると副交感神経の働きすぎを抑えることができる”と証明したのが浅見先生です。
副交感神経の働きすぎを抑えるには井穴刺絡が有効ですが、合わせて運動と生活習慣の改善も行っていく必要があります。
当院の施術の特徴
当院では井穴刺絡だけではなく一人ひとりの状態や生活環境に合わせた運動と生活習慣の改善プランも提案します。
自律神経の乱れは井穴刺絡と生活習慣の見直しで多くが改善されていきます。お悩みの方はお気軽にいしだ鍼灸・接骨院にご相談ください。
※施術効果には個人差があります。
自律神経の乱れには交感神経が働きすぎの場合も
◆このような症状の方にオススメ
- 風邪症状
- 胃腸疾患
- 心疾患
- 腎臓・膀胱疾患
- 高血圧 など
- 交感神経性が働きすぎの不眠
- 息切れ
- 動悸
当院の施術の特徴
例えば、風邪でウイルス等に感染すると交感神経がグッと上がってしまいます。
この時にH6、F4、H1の井穴刺絡を行った方から「のどの痛みが軽減し、体の重だるさがなくなり、食欲も出て風邪が軽く済んだ」という声を聞きました。
胃腸の調子が悪く食欲がない方には、H6、F4、左F6、左F1の井穴刺絡を行うと、直後にお腹が動き出す方もいます。
息切れや心疾患の方は、H3、H2の井穴刺絡をするといつもより深くスムーズに呼吸ができるようになります。
※施術効果には個人差があります。
当院の施術について
【施術の目安】まず施術を5回受けていただくことが基本です。5回目の施術後に状態に合わせてその後のプランを立てていきます。
衛生面には細心の注意を払っていますので、安心して施術を受けていただくことができます。
【施術法】 細い使い捨ての鍼を使って爪の生え際を刺激します。子どもでも痛がることはありません。